秋のアンブリッジローズ。きのうのつぼみがきょう開きました。温度や肥料の条件で、花弁の数が春ほどではないのですがきれいです。よい香りを放っています。まだいくつもつぼみがありますが、開くのか気がかりです。温度が足りないような気がします。
雲がいろいろな絵を描いて秋の空はきれいです。12:01
30年後の空がもっと美しくなっているといいな。
**************************************
政府が冬の節電要請を関電、九電に出したそうですが、我が家では震災以来ずっと節電生活を続けている。というよりも、習慣になった。震災は今までの生活スタイルや価値観に一石を投じ、豊かな暮らしとはなにかということを今もなお問うているのだと思う。そして、無関心・無知ということがいかに罪かということを。
先日の叔父の葬儀でより強く感じたが、人が生まれ死んでいく中で大切なものは、物ではなく人と人のつながりであり、それも心からのつながりを大切に紡いでいくことだと改めて感じた。どこで読んだのか忘れたが、「人はなにを集めたかが大切なのではなく、なにを残したかだ」という言葉が心に残っている。
先日
福島第一原発の廃炉までの計画案が出されたが、30年以上かかる見通しだという。おそらく開けてみればもっと未知な部分があきらかになり、早まることはなくとも遅れることになるかも知れない。除染作業で出る表土やガレキの処理問題も多くの時間がかかるのだろう。わたしはおそらく30年後にはもう存在しないが、こんな負の遺産を残していくことに嫌悪感を持つとともに申し訳ないと子どもたちに謝らなければならない。甥の子どもはその時40歳。きっと子どももいることだろう。「日本経済を活性化しなければ震災からの復興もない」ということはわかるが、
原発を輸出すると聞いてびっくりもした。
わたしは引き続き自分ができることで意思表示をし、生活を改め続けていこうと思う。改めるところはまだまだありそうだもの。
犬のことも同じ。わたしは自分のできることで、
殺処分になる犬が一頭でも減るように努力していくだけだ。日常生活の中で、自分にできることをやり続けるだけ。30年後には
家族に迎えられた犬がみんなそこのお家で人も犬も幸せに暮らし、天寿が全うできるといいな。