きょうのプライベートレッスン、ご希望は外でのレッスンとのことなので雨で延期。そこで電話での質疑応答。
ご夫婦でお二人ともとても勉強熱心です。2度目に伺ったときも1週間のうちに扉を「開けて」の合図で開けられるようになっていたり、「ハウス」でクレートに入れるようになっていたり着実に進んでいます。ハンドアウトもよく読んでくださり、その時の質問は「消去と負の罰はどこが違うのですか?」by奥さま。すばらしいです(*^_^*)
きょうの質問は「罰はいけないんですか」byご主人・・・とてもよい質問です。
毎日の生活の中では、トレーニングが現在進行形の中での対処になるので、すべてがうまくいくはずもなく、その時の対処法が問題になってくるのが自然の成り行きです。日常生活の中できちんと取り組んでいる証です(拍手)。
罰がすべていけないわけではないので、2つの罰について、4つの学習のどこをどのようにたくさん使い、犬にこちらの希望を伝えるかもう一度確認。具体的な状況を伺って、対処の仕方を確認。次に電話を代わって、奥さまの質問にも答えます。
お二人が違う問題の同じところで、飼い主さんの希望を犬に伝えきれずにいらしたので奥様に「先ほどご主人にお話ししたところと同じところがあるので、お二人でよく話し合ってください」と伝えると「はい、情報交換します」とのこと。すばらしいですね(^_-)-☆
人も犬も情報交換が大切です。どれだけ多くの情報交換をして、お互いの誤解や勘違いを訂正できるかにかかっています。その過程がコミュニケーション。
言葉の意味、音の意味、音と行動、お約束=ルールの確認作業、その時の人の動き・表情も含めて犬は情報をキャッチします。犬にわかりやすくシンプルに情報を伝え、確認作業をするとよいです。
犬のトレーニングも結局は犬とのコミュニケーション。
はじめは人の動きの無駄を省き、シンプルにひとつの答えを確認しあって、正解のときには、大当たり~!!をだして犬に自信をつけてあげてください。
そして、少しづつ問題をむずかしくして、正解できる環境を広げてあげてさらに自信をつけてあげてください。
犬とのコミュニケ―ションをおおいにたのしんでくださいね(*^o^*)
※ 私のレッスンをとっていらっしゃる方からのご質問はどんどんお受けします。メールまたはお電話でどうぞ。