気ままな日々

pups.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

2回目の11日

朝食での会話。
「きょうで2ヶ月だね」「そうね。2時46分ね。祈ろうね」。

きょうは朝からあの日のこと、あの日からのことを思い、その時を意識して過ごし、14時46分に合掌。祈りました。
2回目の11日_b0211899_17442599.jpg



毎月11日はあの日を思い、いま自分にできることを再確認する日です。

被災地のみなさんががんばっているのですから、被災しなかったわたしは元気に日常生活を送り、できる限りの支援と国の動きに目を光らせることにします。

そして、3月11日が投げた問い、「ほんとうに豊かな暮らしとはなにか?」ということを考え、実行していこうと思います。

さて、ツイッターで追いかけていて知ったことのひとつです。福島原発事故における動物への対応問題の動き。
福島原発の緊急避難地域に残された動物が問題になり始めた4月22日IFAW(国際動物福祉基金)が福動物救済サミットを東京で開催すると発表していました。
その会議が先日5月2~3日に開催され、日本からも6人の獣医師が出席し、「福島県原子力発電所の事故における動物への対応について -専門家会議提言-」を発表し、関係省庁・官房長官・議員・記者クラブに配布したそうです。pdfが開けない方はこちらで(会議に出席された先生のHPでの掲載です)。

注意; 提言の後半部分、添付資料のp.11以降には悲惨な動物の写真があります。現実ですが、見るか見ないかはご自身の心に聞いてからになさってください。お知らせしないと資料を追って読み進んでいる方の意に反して強制的に視覚に入ってしまいますので添付したものの責任としてお知らせします。最後の2ページには、「福島第一原発事故による被災動物救援のための民間ボランティア団体ネットワーク構成団体一覧があります。

もうひとつ。ツイッターのつぶやきで牛や馬の救出に動き始めた議員さんですが、それだけにとどまらず避難地域のペットの連れ出しのことにも積極的に動いてくださっていた玉木議員。その玉木雄一郎(42歳)衆議院議員(民主党)のブログです。
TVでも福島第1原発事故 住民の一時帰宅にあわせ、ペットの連れ出しも順次実施へと伝えましたが、現実は待ってくれず悲しいことがたくさん起こっています。
「助かる命だったのに・・・」川内村一時帰宅  毎日、あそこの動物たちはどうしているだろう・・・そう思ってはいるものの、こうして記事を読むと現実のこととして心に迫り、涙があふれました。

行政、関係各機関には、わたしにはいまどうすることもできない原発事故の一日も早い終息とそれまでの数ヶ月に及ぶという時間の中で起こることへの対応、とくに緊急避難された方々、計画的避難区域の方々そこに生きるすべてのいのちへの心ある対応を望みます。


2回目の11日_b0211899_17565064.jpg

3月11日に亡くなられた方、さまざまないのちがやすらかなることを心より祈ります。合掌
# by 1212jeff | 2011-05-11 18:27 | つれづれ(free)

のぼる のぼる

ナナホシテントウ虫、みつけた!やっと新芽をのばしたラベンダーの間で発見!
チチチチチっと小さな足を動かして、のぼる のぼる。
テントウ虫は、必ず高いところまで上がって、飛び立つという話を聞いたことがあります。
その姿勢をみならって、わたしも目標にむかって一足ひと足?すすみましょーっと。

ちょっとピンぼけ(^^ゞ
のぼる のぼる_b0211899_1829912.jpg

触角もみえるかな。。。
のぼる のぼる_b0211899_18284843.jpg


テントウ虫はアブラムシを食べて生きる。ならば、薔薇にたくさんいるからきて欲しい。でも、なかなかそこには来てくれない。なぜ?まわりにはアブラムシをつけたたくさんの草むらがあるから。。。残念!
# by 1212jeff | 2011-05-09 18:38 | つれづれ(free)

コミュニケーション

コミュニケーション_b0211899_0281069.jpgきょうのプライベートレッスン、ご希望は外でのレッスンとのことなので雨で延期。そこで電話での質疑応答。
ご夫婦でお二人ともとても勉強熱心です。2度目に伺ったときも1週間のうちに扉を「開けて」の合図で開けられるようになっていたり、「ハウス」でクレートに入れるようになっていたり着実に進んでいます。ハンドアウトもよく読んでくださり、その時の質問は「消去と負の罰はどこが違うのですか?」by奥さま。すばらしいです(*^_^*)
きょうの質問は「罰はいけないんですか」byご主人・・・とてもよい質問です。
毎日の生活の中では、トレーニングが現在進行形の中での対処になるので、すべてがうまくいくはずもなく、その時の対処法が問題になってくるのが自然の成り行きです。日常生活の中できちんと取り組んでいる証です(拍手)。
罰がすべていけないわけではないので、2つの罰について、4つの学習のどこをどのようにたくさん使い、犬にこちらの希望を伝えるかもう一度確認。具体的な状況を伺って、対処の仕方を確認。次に電話を代わって、奥さまの質問にも答えます。
お二人が違う問題の同じところで、飼い主さんの希望を犬に伝えきれずにいらしたので奥様に「先ほどご主人にお話ししたところと同じところがあるので、お二人でよく話し合ってください」と伝えると「はい、情報交換します」とのこと。すばらしいですね(^_-)-☆

人も犬も情報交換が大切です。どれだけ多くの情報交換をして、お互いの誤解や勘違いを訂正できるかにかかっています。その過程がコミュニケーション。
言葉の意味、音の意味、音と行動、お約束=ルールの確認作業、その時の人の動き・表情も含めて犬は情報をキャッチします。犬にわかりやすくシンプルに情報を伝え、確認作業をするとよいです。
犬のトレーニングも結局は犬とのコミュニケーション。
はじめは人の動きの無駄を省き、シンプルにひとつの答えを確認しあって、正解のときには、大当たり~!!をだして犬に自信をつけてあげてください。
そして、少しづつ問題をむずかしくして、正解できる環境を広げてあげてさらに自信をつけてあげてください。
犬とのコミュニケ―ションをおおいにたのしんでくださいね(*^o^*)

※ 私のレッスンをとっていらっしゃる方からのご質問はどんどんお受けします。メールまたはお電話でどうぞ。
# by 1212jeff | 2011-05-07 11:11 | Pups(job)

いのち   谷川俊太郎  

谷川俊太郎さんが好きです。


いのち    谷川俊太郎   作・朗読 

サバンナに立つ象の足元
アリが一匹迷子になっている
太平洋の青い深みで
イワシの群れが銀にひらめく
コンクリの割れ目に咲いて
たちまちに踏まれた花も
大空に輪を描くトビも
みんないのち いのちをうたう

いのちがいのちを奪うときも
いのちからいのちは生まれ
いのちがいのちと争うときも
いのちはいのちとむすばれている

ホモサピエンスであるより先に
ヒトもひとつの無名のいのち
生きとし生けるもののふるさと
地球は生きていのちを育む

のびやかに地を蹴るいのち
ひたむきに夢見るいのち
いま響くこの歌声も
みんないのち いのちをうたう





追記:2011.8.5
YouTubeでリンクしてあった動画が、NHKからのクレームで削除となっていました。探したらニコニコ動画にありました。今度は削除されませんように・・・。
# by 1212jeff | 2011-05-06 10:25 | つれづれ(free)

原発問題、そこで働く人々に心を寄せている人々

虎の門病院血液内科 谷口修一 谷口プロジェクト事務局一同 の「原発作業員およびご家族、国民のみなさまへ」を読んで、涙がでました。

今朝の産経新聞によれば、現場の第一線で働いてくださっている作業員の方々の「労働改善のため、福島第2原発内に、2段ベッド120台とシャワーを設置。カップ麺など保存食が中心だった食事も、1日2食は弁当に替える。仮設のプレハブ寮を建設、6月下旬以降に使用をはじめる」とありました。かなり前から雑魚寝状態だと報道されていたのにいまだに続いていたのか、しかもその食事の情けないこと! 情けないとはそこにほんとうの心がないということです!!胸が痛くなりました。
最前線で働いてくださっている方々には最高の手当があってしかるべきだと思うのです。
そんな思いを抱いていたところに、この虎門の先生方の「原発作業員およびご家族、国民のみなさまへ」を読んだので、よけいに涙がでてしまったのだと思います。一方でこんなに心を寄せている人々がいるというのに、それに反対している人々がいるとは。

「自己造血幹細胞(じこ ぞうけつ かんさいぼう)の採取(さいしゅ)と保存計画」の提案があったことは随分前のニュースで知っていましたが、それに反対している人々がいるということは知りませんでした。とても驚きました。第一線で作業をしてくださっている方の命は、その方のご家族にとって唯一無二のもので、なにものにもかえられないものです。これ以上原発事故の被害が大きくならないように、わたしたちの健康と命を守るために最前線で作業をしてくださっている方々のために、最善を尽くしてあたりまえだとわたしは思います。お金がかかるとか、時間がかかるとか、そんな事故が起こらないようにやっているから必要ないだとか、起こらないようにしていても起こってしまったときのことを考えて万全の策を講じることが大切なのに。。。


飯舘村を計画的避難区域に決定したのは「放射線の影響があるから人命第一」という理由・・それも科学的調査結果に基づいた根拠を示していないそうです・・・なのに、第一線で作業している方々の人命は第一ではないのかしら・・・。もしものことを考え、最悪の事態を考え、できることはすべて手当てして行動するのはなにかことにあたるときの鉄則ではないのかしら?

あまり政治的なことに口をはさむのはやめようと思っていたのですが、人の命に対して軽々しい対応が目に余ったのでついつい口をはさんでしまいました。。。人の命を大切にできない人々が産業動物やその他ペットの命を大切にできるわけがないなぁ・・と妙な納得もできてしまったり。。。
# by 1212jeff | 2011-05-05 21:42 | つれづれ(free)