気ままな日々

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カテゴリ:つれづれ(free)( 109 )

「さくら」 茨木のり子さんの詩 

「さくら」                             茨木のり子      1992年作

ことしも生きて
さくらを見ています
ひとは生涯に
何回ぐらいさくらをみるのかしら
ものごころつくのが十歳ぐらいなら
どんなに多くても七十回ぐらい
三十回 四十回のひともざら
なんという少なさだろう
もっともっと多く見るような気がするのは
祖先の視覚も
まぎれこみ重なりあい霞だつせいでしょう
あでやかとも妖しとも不気味とも
据えかねる花のいろ
さくらふぶきの下を
ふららと歩けば
一瞬
名僧のごとくにわかるのです
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と





                 
b0211899_955319.jpg                                                                                                   

                                                                                         紅しだれ桜之圖


                                 震災から一ヶ月の日に祈りをこめて。
by 1212jeff | 2011-04-11 09:17 | つれづれ(free)

2011.3.29.朝日新聞夕刊に掲載された松浦寿輝さんの詩

「afterward」               松浦寿輝
                             

惨禍の一瞬が私たちの生を
「その前」と「その後」とに分断した
なぜ彼らは 「君たちは」そんなに
平静なのか 平静でいられるのか と
ある知り合いのフランス人が言った
呆れたように なじるように
そう見えるだけだよ と私は答えた
しかしもし平静と見えるのなら
それはとてもよいことだ とも
なぜなら「その後」をなお私たちは
生きつづけなければならないから
悲嘆も恐怖も心の底に深く沈んで
今はそこで 固くこごっている
それがやわらかくほとびて 心の表面まで
浮かび上がってくるのにどれほどの
時間がかかるか 今は誰にも判らない
それまで 私はただ背筋を伸ばし
友達にはいつも通りに挨拶し
職場ではいつも通りに働いて
この場所にとどまり 耐えていよう
心の水面を波立たせず 静かに保つ
少なくとも保っているふりをする
その慎みこそ 「その後」を生きるものの
最小限の倫理だと思うから 


松浦寿輝(まつうら・ひさき)氏:1954年生。詩人、小説家、フランス文学者。




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                                      雨にけぶるひめこぶし之圖 
by 1212jeff | 2011-04-09 08:02 | つれづれ(free)

いろいろな形・・・私にできること

東日本大震災は私の心に大きな痛みと焦りと戸惑いを運んできました。
「どうすればいい?」「なにができる?」
地震直後は組織化されていない、救援のノウハウをもたない素人の私にはなにも手出しできる状況ではなく、この日のために日夜訓練を積んだ救援のプロの出番でした。組織化された救援のプロは国内はもとより海外からもすぐに駆けつけてくださいました。
同じように犬に携わっていても「災害救助犬ハンドラー」と「家庭犬インストラクター」とでは出番が違います。私は焦りながらも、すぐに自分にできること、「今は邪魔をしないこと」「節電」「省エネ(不要不急のことはしない)」「募金」をしました(献血もその一つですが、情報を集めると善意の献血者が殺到し(みな思いは同じなのですね)、ある献血ルームではお断りしているところも出たとのことでした。事態の推移をみて行こうと考え直しました)。

あれから2日後の金曜日で1ヶ月になります。
国をあげての大混乱。混沌としていた現場はマスでの対応とパーソナルでの対応、その両者の協力と徐々に私にも理解できるようになってきました。
復興は長丁場であること。東日本大震災からの復興は日本の復興であること。一時的な行動ではなく、継続した行動が求められていること。焦りや戸惑いは整理され、落ちついて自分にできることを見極められるようになってきました。無理は禁物。無理は続かない。それぞれが自分のできることをやればいい。人それぞれ、いろいろな形があっていい。
私は「省エネ」「募金」「献血」を、続けて行こうと思います。
そして、お花見に行って、東北地方の酒を飲む・・・これも大事なことだと教えられました。
なんでもかんでも自粛するのでは経済活動が止まってしまいます。私の消費は微々たるものですが、日本経済の活性化におおいに貢献しようと思います。

そして、家庭犬しつけインストラクターとしてできることとして、被災犬の一時預かりさん、里親さんになった方々に、しつけ方教室を無償で提供することにいたしました。
お近くでいらっしゃれる方は是非いらしてください。

詳しくはTree CubicさんのHPでご確認ください。
by 1212jeff | 2011-04-06 12:01 | つれづれ(free)

てまりちゃんの家族のみなさまへ

福島に住むてまりちゃんのご家族のみなさん、たいへん厳しい毎日をお過ごしのことと思います。いつも思っています。とてもすてきな福島への応援歌をみつけました。私もパソコンの前で歌っています。




「猪苗代湖ズの『I love you & I need you ふくしま』を、47人で唄いました。
それぞれの故郷を持つ僕たちも、心から応援しています。」
by 1212jeff | 2011-04-03 22:25 | つれづれ(free)

長丁場。落ちついて、笑顔でいこう。

ツイッターを見ているとどうやら私のような組織化されていない一般人のヒステリーは終息してきているように感じます。そう、私もあの事態を前に何もできない自分に苛立ち、出口を探しヒステリックにツイッターのアカウントをとったり、ブログをはじめたり(^^ゞ

未曽有の事態に国を挙げて混乱してしまった現実。でもやっと落ちついて現実を見ることができるようになったような気がします。

長丁場。
私はこの間の非日常の生活を日常化していくこと。それは不必要だったことを見直し、足りなかったところを補強すること。偶然にも被災しなかった私はいただいた時間を元気に笑顔で前に進むもう。
そして、被災した方々に心を寄せ続け、危険な任務についている人々に心を寄せ続けよう。

長丁場。
いま自分にできることを続け、事態の流れの中で新たに浮かんでくるできることを見つけていこう。
落ちついて、笑顔で。

そのような視点で落ちついて事態の流れをつかみ、またふっと、ほっこり、あははっと笑顔が浮かぶツイッターのお気に入りを選んでいます。
(右横のツイッターの囲みの一番下をクリックすると一覧へ繋がり、そこから元の記事へ繋がります)
by 1212jeff | 2011-04-02 10:57 | つれづれ(free)

熱中人「”ニホンオオカミ”を見た男」八木博;

NHK BS2 熱中人 「”ニホンオオカミを見た男”」(11:15~11:30)を見た。八木博さんという方が1996年秩父の林道で“ニホンオオカミ”を目撃、写真を撮ったという。彼は動く姿を捉えるために奥秩父の山の中(数十か所?数百か所?数は忘れた!)に、動画のカメラを設置。一枚のMDカードに1ヶ月分の映像が記録される。その中にはキツネ、タヌキ、熊、鹿、イノシシ、テン、サルなどなど実に多彩な野生動物が映っていたことに驚いた。イノシシは子連れでかわいかった(*^^)v

彼がなぜオオカミを追うようになったのか。若いころ山小屋(どこか忘れた)に物資を運ぶ仕事をしていたときの帰り、「獣の遠吠えを聞いた」(彼の日記に記録がある)。それで乗るべきバスに乗り遅れた。しかしそのバスは事故を起こし、「獣の遠吠え」で一命を取り留めた。そこから彼の「オオカミ探し」がはじまった。そして1996年、秩父の林道で出会ったというのだ。その写真があった。彼は「オオカミが私の前に現れたというのは、オオカミに選ばれたということだと思っている。宿命です。俺じゃなきゃできないんです」という。

ニホンオオカミは1905年に絶滅したといわれている。もしいればすごいことだ。
奥秩父では「大口真神」(オオクチノマカミ:オオカミのこと。万葉集にもこのように表現されてでているそうだ)として、オオカミを祀る信仰があるそうだ。三峯神社はオオカミを祀り、長瀞町うっぷ(表記は?)に住む5世帯の家々の入口にはオオカミのお札が今でも貼ってあった。そこに住む高齢の方々は、祖父からの話(明治のころのこと)を教えてくれた。そのおじいさんのまたお爺さんはオオカミと戦い捕獲した。それ以来、病が流行ったり、災難が続き、これはオオカミのたたりということで、その方の庭の一角には「大口真神」の怒りを鎮めるために祀った大きな碑があった。八木さんは、まさに熱中人だった。彼のニホンオオカミ探しは続く。

世間は広い。いろんな人がいますね。すごい!

28日にはブラジルのオオカミ保護の活動をしている番組を見た。
ブラジルでも農地の開発で、タテガミオオカミの生息地が狭くなり、農地に食を求めて出てきていた。さまざまな問題が起こっていた。
日本の熊のことが頭に浮かんだ。

熊谷達也の小説。
「邂逅の森」「氷結の森」「相克の森」「ウエンカムイの爪」「漂泊の牙」
自然の中で生きる人と野生動物。生活の中にあった人と熊の関係。「森」三部作はマタギの生き方を通して自然と生きるとはいかなることかを問う作品。「邂逅の森」は直木賞・山本周五郎賞ダブル受賞作品。「漂泊の牙」はオオカミ研究者を襲った悲劇。

by 1212jeff | 2011-03-31 12:52 | つれづれ(free)

つぶやき

今日は一つ進歩。リンク先を文字の上にかぶせることができたよ。
さぁ、今日もあと4時間が勝負!Robくんと貫太郎君とたくさん遊んで、あとは家事・火事?!そう、火事場のばか力でがんばりましょう、わたし。。。21時には家人がもどります。
こういうつぶやきはツイッターには不向きかと思って・・・。勝手にやることにしました。
by 1212jeff | 2011-03-30 17:26 | つれづれ(free)

科学的な視点って大切(*^^)v

震災後、自分のできることの一つとして、正確な情報をつかむこと、その中で日々の生活を見直していく作業をしています。そのためにはじめたのがツイッター、そしてこのブログ。ブログは頭と心の整理に使わせていただこうと思っています。そしてもうひとつ大事なことは、大切な人々との互いの日常生活の邪魔にならないコミュニケーションツールになると思ったから。いざというときには直接行動にでればよい。それまでは互いの間に安否が風のように流れていればいいなと思っています。

さて、犬のしつけ、トレーニングについても風評や科学に基づかないいい加減な情報に惑わされていると大変な結果になります。同じように、今回の原発の問題も落ちついて科学的な正しい知識を入手しないといけませんね。私はツイッターからこのチームからの情報を手に入れ、頭と心の整理をしています。ツイッターをなさっていない方にチームのブログを以下に紹介します(*^^)v 

東大病院で放射線治療を担当するチームです。医師の他、原子力工学、理論物理、医学物理の専門家がスクラムを組んで、今回の原発事故に関して正しい医学的知識を提供していきます。by team nakagawa」

みなさんもよい情報、よいお話しがあったら教えてください。
よろしく\(^o^)/
by 1212jeff | 2011-03-30 08:23 | つれづれ(free)

はじめの一歩

ブログに手を出してみました。
さてはてどうなりますことやら・・・。
そもそも名前を入れるところが1212jeffになってしまい、これは変更できないらしひ・・・。
まっ、「Jeffといっしょに元気に1・2・1・2と歩いて行こう」ということで。。。
気ままに思いつくことを書いていこうと思っています。
よろしく(*^○^)v

今日は兄の63回目の誕生日。おめでとう!
by 1212jeff | 2011-03-29 21:51 | つれづれ(free)