気ままな日々

pups.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

「日本の音でお正月!」

b0211899_18134168.jpg一昨日、神奈川県立音楽堂の「音楽堂ニューイヤー・コンサート 日本の音でお正月!」で尺八とマリンバの音をたのしみ、狂言で笑い、はじめての舞楽に触れてきた。
「茂山家の舞初式(まいぞめ式)」  京都の狂言師・茂山千五郎家 
宮城道雄「春の海」 尺八(藤原道山)マリンバ(SINSKE) (藤原道山編曲)
「三番三」によせて  (新曲・初演) 舞と和の音作曲/藤原道山 作調/田中傳次郎 
舞・茂山千三郎 尺八/藤原道山 マリンバSINSKE 囃子/田中傳次郎
狂言 「福の神」 茂山千五郎 茂山宗彦 茂山逸平 
舞楽 「春庭花」 東京楽所
  
舞初式は伝統芸能・狂言を守る茂山家の自宅で毎年1月4日に行われているものが舞台の上で再現され、その厳かながら清々しい年の迎え方を拝見させていただいた。
よく耳にする「春の海」は、箏と尺八で奏でられるている(原曲)が、今回はマリンバと尺八。どんな音になるのかたのしみに待っていたが、これがなんともすばらしかった。マリンバの音は時にわたしの好きな水琴窟を想わせた。神奈川音楽堂はホールもすべて木でつくられており、竹の尺八、木のマリンバという木の相性がなせる技なのか、奏でられる音がさらにまるく優しく深みを帯びて届くように感じた。
狂言「福の神」にはおおいに笑わせていただき、東京楽所の舞楽では1600年をさかのぼって連綿と守り伝えられてきた雅楽の歴史の解説もあり、改めて日本という国の成り立ちと文化に思いをはせるひとときだった。

それにしても伝統を受け継ぎさらに前へ進んでいく藤原道山さんのほとばしる才能はどこまでいくのか、次は誰となにをするのか、どこへ連れていってくれるのかますます楽しみ。
   
※ 「『三番三(さんばそう)』は、他の流儀では「三番叟」と書きますが、大倉流では「三番三」と書きます。」プログラムより
by 1212jeff | 2012-01-23 20:39 | つれづれ(free)