気ままな日々

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電子媒体と紙媒体・・・やっぱり紙が好き

b0211899_12443750.jpg同じ記事を電子媒体と紙媒体ではずいぶんと違った印象をもった。
一つは「編集手帳」
もうひとつは「イギリス…名門大が「素人学者」募集」の記事。
(どちらも今朝の読売新聞)

「編集手帳」を紙媒体(新聞)で読むと34行の短い記事の中から歴史の重みが伝わり、今日という日が心に刻まれた。小さな囲みをぎゅっとつかんで心にしまう感じだ。または体ごとその世界に入るって感じかもしれない。
これを電子媒体で「見ると」、見ただけで「これ?同じ記事?」と違和感。囲みもなく、横書き。読んでもさらっとしたものだ。しかも、視野の中に他の宣伝もチラチラするということもあるのかもしれない。記事の世界に体が入らないって感じかな。




b0211899_12474779.jpgもうひとつの「イギリス…名門大が~」の方は、もっと古い歴史の話で、こんな歴史的な作業に一般人が加われるという点で「すごい!」とわたしを惹きつけた。でも、これを電子媒体で読んでも違和感はなかった。記事の目的が「今」協力者を求めているからだろう。でも、イラストも入っていてやっぱり紙媒体はいい感じ。
どちらが良い/悪い、優れている/劣っているという問題ではなく、まったくのわたしの好みの問題。



わたしも電子媒体は重宝しており、ネットで得る情報もたくさんあり、たのしんでもいる。
電子媒体も「その時」瞬時にタイムリーな情報に触れた時は、同じように感動をもたらしてくれる。
たとえば渡辺憲司先生(立教新座高等学校校長)の卒業式を中止したときの卒業生に送るメッセージ
これは新聞には載らなかった情報(のちのち紹介はされた)。Twitterで入手した電子情報でも感動はやってくる。
プリントアウトしたけど、結局「本」として手元に置いておきたくて出版されるやすぐに手に入れた。


新聞の購読者がめっきり減っているというけれど、わたしにやめる気はさらさらない。
どうしても紙媒体が好きってことかな。。。きょうのコボちゃんもククッとなったしね。

夫は小さく持ち歩けるという理由で電子本が好きだが、わたしは「?」と思ったページを指をで挟み、同時にいくつものページを振りかえることができる紙の本が好き(文庫本ならわたしにとって十分に小さい)。

本は部屋の片隅でじっとそのメッセージを発してくれている感じも好きだ。
背表紙を見ただけで、自分が感動したところや学んだところが目に浮かぶ。
この辺りがわたしが本を捨てられない理由かもしれない(夫は本を捨てられる)。

新聞の感動した記事は切り抜いて手帳に挟む。
わたしの手帳は一年が終わるころには分厚く膨らんでいる。
ゴムバンドは必需品。



さて、きょう9月8日は、「編集手帳」が言うように、サンフランシスコ講和条約が調印された日。
敗戦以降の日本の方向が大きく決定づけられた日。
日本人であることを忘れ、日本の美意識を忘れ、すべて大きいのものはいいことだ、カタカナ・横文字表記が高級感、先進的と思わされ、アメリカンなものが目標になってしまった根っこの日かもしれない。
忘れてはいけない日。


ついでにオックスフォードの記事を見たときに思ったことは、「雅子妃」のお仕事としてなさればいいのに・・・と。人は自分の能力にもとづく労働と社会的価値の接点を見つけられないと自分の存在を肯定できないと思う(有り余る能力をアウトプットできない現実ってあまりに悲しい。。。)。
by 1212jeff | 2011-09-08 12:52 | つれづれ(free)