気ままな日々

pups.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

防災の日

b0211899_23554350.jpg朝からNHKラジオが防災の日にちなんだ話をしていた。
3月11日、当日の混乱したラジオ放送を流したり・・・。

流れる話をよそに頭の中は、あの日のこと、それから今日までのことをいろいろと思いだしていた。どういう頭の回路か、渡辺憲司先生(立教新座中学校高等学校長)の卒業式を中止したときの卒業生に送るメッセージが浮かび、あの時の感動がふーっとよみがえってきた。はじめて読んだのはインターネットだった。「本」として手元に置いておきたいと思い、すぐに手に入れた。きょう、いま一度読んだ。





渡辺先生のメッセージのほかに13の大学長の卒業にあたってのメッセージが収録されている。それぞれの専門分野の視点から過去から今へそして未来を担う若者への力強い深い思いが伝わってくる。読みながら涙があふれるところもあり、その行間からはすごいエネルギーが伝わってくる。強く背中を押される。

本の最後に賢治の「生徒諸君に寄せる」という一文(詩?)が編纂されている。
「う~ん、なるほど・・・」とつぶやいたところに夫が「なにが?」と現れる。
「う~ん、宮沢賢治の詩に・・・なるほど・・・な・の・・・」

本のはじめに挿入されている神戸女学院大名誉教授内田樹先生の一節にはじまった13人の先生方と賢治の「生きる」ことへの思い、若者への深い思いが重なり、わたしの心に深く重いメッセージが鳴り響いていた。


b0211899_0591498.jpg
そして、もうひとつ渡辺先生の今年の中学入学式の生徒へのメッセージ「誕生の命」を思い出し、ネットの中からなくならないうちにプリントアウトして、もう一冊の本にはさんでおいた。こちらも涙が出る。
一人ひとりの子供への愛が深く深く伝わってくる。
渡辺先生がラジオのインタビューでおしゃっていた言葉が忘れられない。
「いじめなんかしないでほしいんだよ。」

わたしはわたしが専門学校で出会う若者にどれだけの勇気を与え、後押しをできるだろうか。自分の仕事への真摯な、そして常に探求している姿勢と情熱でぶつかるしかない。
若者のひとりひとりを、未来を担う人として愛する気持ちは同じだ。
                   がんばろう。
by 1212jeff | 2011-09-01 22:46 | つれづれ(free)