気ままな日々

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つかれたぁ。。。パブリックコメント まだ途中。。。

きょうは午後から環境省の動物取扱業の適正化について(案)へのパブリックコメントを書いていた。

書きはじめたら、「(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢」のところで、調べ物などをして時間を食ってしまった。
もうひとつ力が入ってしまったのは、「(8)動物取扱業の業種追加の検討」のところ。
動物の死体火葬・埋葬業者を動物取扱業種に追加するかしないかの意見。
だって、小委員会では、「動物愛護管理法第2条で『動物が命あるものであることにかんがみ』となっていることや動物の福祉の推進という観点から、専ら死亡した動物を取り扱う業を動物取扱業に含めることは、法律の目的にそぐわないと考える。追加する必要はない。という意見が強かった」なんて言うんだもの!死んだら知らないよってこと!?びっくり!!

まだ途中なのですが、こんな感じで書いています。   8月23日 15:55にメールで送信しました!(追記)




(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢
・生後8週齢以下の犬猫を親等から引き離すことを禁止すべきです。

理由:私はドッグトレーナーおよびインストラクターなので、犬について意見を述べます。
   ・動物取扱業の適正化について(案)のp.3の以下の部分について、専門家をもってして、さらなる討議をお願いしたい。
   「99 については、ペット事業者の団体が目指している 45 日齢、科学的根拠(ペ
   100 ンシルバニア大学のジェームズ・サーペル博士の行った実験結果)のある7
   101 週齢(49 日齢)、海外に規制事例のある8週齢(56 日齢)に意見が分かれて
102 いる。」(99~102は資料の行数を指す)
この科学的根拠については、現在では生後8~9週齢は仔犬の発達においても「恐怖の期間」と言われ、恐怖に対する感受性が非常に高く、この時期の恐怖体験は一生のトラウマになることは科学的にもあきらかになっていることと思われます。
私が不勉強なため、根拠となっている「ジェームズ・サーペル博士の行った実験結果」を見つけることができませんでしたが、「犬 その進化 行動 人との関係」ジェームス・サーぺル編 森裕司監修 武部正美訳 チクサン出版の第6章 p.122~151「初期の経験と行動の発達」では、8週齢時に嫌悪刺激に対して感受性が高くなるとあります。また、「犬と猫の行動学」内田佳子・菊水健史共著のp.14でも「8週齢頃になると次第に新奇刺激を避けようとする行動が発現し、この時期に恐怖経験をすることで、生涯にわたる恐怖記憶が記銘されやすいので注意が必要である」とあります。

7週齢にするのか8週齢にするのかを「感受性期」をどのようにとらえるのかという問題とすれば、これは非常に微妙な話で正確には63日以上とすべきで、さらにその間の社会化期に適切な環境の提供と刺激の付与が求められます。社会的刺激のない(人も関わらない、他の刺激もない閉鎖された劣悪な空間)においておかれるだけでは社会化期を無為に過ごすことになり、さらにデメリットも肥大化してしまいます。仔犬の社会化は取り返しがつかず、まさにブリーダーの質にかかっているのです。
(100%取り返せないわけではないが初期教育の段階でいかに良い環境を与えられるか、少なくとも問題の種をつくらないということ)
   
8週齢~9週齢が恐怖体験に対する強い感受性期であることを前提にすれば、売りに出すために7週齢時以前に母犬と同胎犬から引き離すことは、同種への社会化の機会・犬が犬になる機会を奪うことと輸送等での恐怖体験により、多くの問題を抱えた犬を世に送り出す=飼い主(消費者)に渡すことにないます。犬も飼い主(消費者)もともに暮らす時間は大きな負担・不幸となります。
私が実際に扱っている問題の場合、同種との社会化不足や輸送時のバリアストレスがトラウマになっていると考えられるケースが多々あります。
大切な社会化期を正しく(母犬と同胎犬と)過ごせないことは個体の生涯に精神的にも肉体的にもマイナスの影響を与えます。現実問題として、その時期に流通に乗せる(売りに出す)ことは飼い主(消費者)にも犬にもメリットにならないばかりか、デメリットの方がはるかに大きなものとなっています。

・海外の法令で生後8週齢以下の犬猫を母犬・同胎犬から離すことや移動させることを禁止しています。
   
小委員会のみなさまの科学者としての真摯な意見と正義に基づく討議と判断を再度お願いしたい。


(8)動物取扱業の業種追加の検討
●動物の死体火葬・埋葬業者
・動物の死体火葬・埋葬業者を動物取扱業種に追加し、規制を設けてください。

理由:(案)p5.より以下引用;
「154 動物愛護管理法第2条で「動物が命あるものであることにかんがみ」とな
155 っていることや動物の福祉の推進という観点から、専ら死亡した動物を取り
156 扱う業を動物取扱業に含めることは、法律の目的にそぐわないと考える。」
(154~156は資料の行数を指す)

「命あるもの」とは「それが閉じ、見送るところまでをどのように扱うか」というところまでを含めて、本来の「命あるものを愛し、保護・擁護する」、「愛護」と考えます。死んだら愛護の対象ではないと切り捨ていいものでしょうか?
それは以下p.4にあるようにパピーミルが不用になったら遺棄することに通じ、同じセンスだと思います。
「(6) 犬猫の繁殖制限措置
110 いわゆるパピーミルと呼ばれる、大量繁殖施設において高い頻度で繁殖さ
111 せられていたと考えられる犬が遺棄された事例が確認されている。」

愛護法の第1章 総則 (目的)第1条には以下のようにあります。
「前略~生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資するとともに~」とあります。
生命の尊重とは死したものを、その遺体を感謝をもって葬るところまでをして、はじめて友愛及び平和の情操の涵養に資することになると考えます。ともに生活していたものの死がどのような意味をもつのか、「死」を学ぶことが葬送の儀の中にあると考えます。子どもたちにとっても重要な学びの機会です。
従って、「法律の目的にそぐわない」とはいかなる見識なのか疑わざるをえません。


なんて、いささか威勢がよいので、もう少し手を入れて明日にでも出せるようにしたい。。。
全14項目中、8の途中まで。あと少しがんばろう。。。明日の動物たちの環境が少しでも良くなるために。
でも根本は人間性だなって・・・思う。。。

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by 1212jeff | 2011-08-22 20:05 | 犬(dogs)