気ままな日々

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ヒトとイヌのコミュニケーション

b0211899_0281069.jpg昨日のトリッククラス、ベーシック1、パピークラスの参加者のみなさま、お疲れさまでした。それぞれに収穫の多きことを願っています。
昨日のクラスを振り返ってみました。





トリッククラス
それぞれの飼い主さんがご自身で目標を決め、取り組むたのしいクラスでした。
いささか狭い室内ですが、隣でよそのワンちゃんが走ったり、動いていても関係なく、それぞれが飼い主さんに集中し、飼い主さんも犬も互いに「こういうこと?」「うんうん、そういうこと!おりこうさーん!(good! or click!)」などとみなさん目標の行動をじょうずに導き、またひとつあたらしい技(行動)を飼い主さんと犬が互いに確認することができました(^o^)V
あとはお家に帰って、さらに磨きをかけて、キュー(言葉=音)と行動をクリアーにするのがたのしみですね!
3回1セットのクラスでしたが、それぞれ2~3個の新技を獲得し、飼い主さんもその導き方、犬とのコミュニケーション技術に磨きをかけたことと思います。
みなさんこの3週間の間、お家に帰っても目標に向けて、日々ワンちゃんとの時間をたのしく過ごされたことと拝察いたしました。それこそが犬と暮らすたのしみですものね♪

トリッククラスでは、飼い主さんも犬もとーっても楽しそうだったのが印象的でした。
たぶんそれは「やらせよう」とか「こうやれって言っているのに!」などの一方的な押し付けではなく、犬の自発行動をいかに引き出し、強化していくかという一点に飼い主さんの意識が集中していたからではないかと思います。だからワンちゃんもいきいきと「こうするの?」「なんだ!こうか!」「うん?じゃ次はこう?」と飼い主さんとのコミュニケーションをたのしんでいたのだと思います。
そんな関係がとても素敵!
そんな関係作りのお手伝いができたわたしもとーってもうれしいです\(^o^)/

今回のトリッククラスは終わりですが、クラスで他の方が取り組んでいたことをヒントにさらにたくさんの技を、ワンちゃんとのコミュニケーションを暮らしの中でたのしんでください。

またご希望があればクラスを開催します♪


B1クラス
異なる環境の中で、いかにはやく飼い主さんに意識を向けるかに取り組みました。飼い主さんがその環境の中でやっぱり一番の魅力!ってなるように、ごほうびの管理に気を配り、がんばってください。


パピークラス2回目
「予防に勝る治療なし」とわたしのこれまでの飼育・指導経験の中で、どのようなポイントに気をつけてイヌを育てればよいのかお話をさせていただきました。
大きなポイントとして、イヌが安心して飼い主に身を任せてくれること、イヌがものや場所(資源)を守る必要はないこと、イヌに不安や恐怖を与えないこと(犬の防御的攻撃を引き出さないこと)を実例をまじえてお話しさせていただきました。身体を触らせない;触ろうとすると唸る・咬む(防御的攻撃にでる)、さまざまな資源(オモチャ、フードボール、寝床など)を守って人が近づくと唸る・咬む(防御的攻撃にでる)などの困った行動は、ヒトがイヌに教えた結果であり、生活(環境設定)の中でどのようなイヌの行動に対してヒトがどのような反応をしたことによって、そうなってしまうのかをお話しさせていただきました。他にも初心者マークの飼い主さんが日常生活の中で陥りやすいポイントをヒトとイヌのコミュニケーションの実例を交えてお話しさせていただきました。
この日常生活の中にこそ、ヒトとイヌのコミュニケーションがあり、そこがなによりも大切なのです。

「犬はおおむね長くても15年前後(犬種によっては8年前後)、必ず見送る存在であること。飼い主さんのちょっとした対応から犬との関係にひびを入れてしまうのではなく、別れのときに ” ありがとう。君(あなた)と過ごした時間はとても充実したたのしい時間だったよ。ありがとう ” と見送りたいものですね。」とわたしのさまざまな別れ(覚悟の別れ、突然の別れ、潮が引くような高齢での別れ)の訪れ方、その時の別れの受容についてお話しさせていただきました。ちょっと自分の犬との別れのことを思い出してジーンとしてしまいました。。。
2ヶ月半~4ヶ月の赤ちゃん犬を連れた飼い主さんに、犬との別れのお話しをするのは酷かもしれませんが、必ず来る別れを見通す中で、今を大切に生きること、今の時間をどのように過ごすかがみえ、目の前の赤ちゃん犬への対応を冷静に、真剣に考えることができると思っています。時間だけは取り戻すことができないものですから。

一つ対応を間違えば、ともに暮らすことが難しくなってしまうイヌ。
ヒトの対応がすべての結果となるイヌ。
たのしい犬との暮らしを手に入れていただくために、
異種動物との暮らしのスタートをじょうずにきって欲しいと願うパピークラスです。

赤ちゃん犬たちは、全身を撫で撫でされたり、必要な子はたのしく爪を切ったり、知らない人とたのしい出会いを経験したり、怖がりさんは他人もいい人かも・・と学んだり、ちょっと元気な子は落ちつかないと欲しいものは手に入らないことを学んだり、他のワンちゃんとイヌ語でしゃべったり、ちょっと怖がりさんは椅子の下からのぞいたり。
はじめて犬と暮らす飼い主さんは犬の扱い方・対応の仕方を学んだり、ご自身の犬の個性を知ったり、犬も新しい刺激をたのしい中で経験したり、有意義なクラスだったと思います。

あと5回、、ヒトとイヌが仲良しになれるようにがんばりましょう♪
わたしも飼い主さんにも犬にもたのしくてためになるクラス運営をがんばります♪

※ パピークラスの2段落目の代名詞のさしているところが不明瞭でしたので、修正しました。
                                    8月22日0:22  本文修正済み。




***  コラム  ******************************************

「お勤めをしているので、あまり犬とコミュニケーションをとる時間がないので・・」だったり、「最近あまりトレーニングできていないので・・・」というお話しを耳にします。ちょっと待ってください。ヒトとイヌのコミュニケーショは、ある特定の行動のトレーニングだけがコミュニケーションではありません。もちろんなにか一つの行動を犬に獲得してもらうトレーニングの中身はコミュニケーションですが、とくに積極的な交流はしていないけれどもヒトとイヌがいっしょの空間にいる時、そこにもヒトとイヌのコミュニケーションは存在しているのです。日常生活の中のヒトの動きに対するイヌの反応、それへのヒトの反応、その相互作用の中にこそ、ヒトとイヌの関係の真実があります。トレーニングのときにだけ行動や報酬を管理しても日常生活が無法地帯では、見せかけの関係しか確立できないことでしょう。わたしがPupsの冠に「Relationship & Behavior Training 」と謳っているのはこのことです。ヒトとイヌの関係(Relationship)、日常生活の中にこそ相互の関係の実態があり、真実があります。イヌの反応に対してどのような反応を返すのか、あるいはまったく反応しないのか、ヒトとイヌのコミュニケーションがここにあります。クリアーなコミュニケーション(一貫性をもった反応、ルールに基ずいた反応)でヒトとイヌの関係を日常生活の中で整えること、そして必要な行動はきちんとコミュニケーションをとったトレーニング(Behavior Training)で相互確認し、獲得すること。その車の両輪がそろって、ヒトとイヌがなかよく、たのしく暮らせるものと考えています。

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by 1212jeff | 2011-08-21 13:42 | Pups(job)