先日、銀座テアトルシネマまで、観に行った。
ルイジ・ボニーノにチャップリンがのりうつったような、そこに見たものはチャップリンだったような気がした。
草刈民代さんのすべてがあまりに美しかった。
ラストシーンはモノクロであって欲しかった。
ボニーノさんがチャップリンからボニーノに戻るという経過を表現している・・と受け取った。
「今」を表現する場所として、そして一本道を歩き続けるというメッセージを伝えることから、
カラーでより現実感を出したのかもしれない。
そうだとしてもわたしには違和感が。
植生が日本のものだったし、足元の道は砕石・・・。
植生と砕石。絵が目に入った途端にうっ!と違和感を感じた。
だって、あの砕石、うちの裏山の坂道が大雨などで少し土が流れてしまったときなど、
役場のトラックがきて、ざざざぁーっと下ろして、平らにしていくんだもの。
いきなりな現実感。。。わたしだけの経験からの感覚なのだからしかたないけど(^^ゞ
あれが欧米の植生で道もしっとりしたものであればカラーでも違和感はなかったのかもしれないな。
プログラムにはモノクロで載せてあったのに。。。
フィルムであえてカラーにしたのには周防監督の狙いがあったのだろうけど、
わたしにはそこだけがとーーっても残念。
個人的な経験からの違和感ですから無視してください!
とーーーーってもすてきな映画です♪
なんどでも観たい♥
きょうは銀座テアトルシネマでの上映最終日。周防監督が最後の御礼舞台挨拶(2回)を行うそうです。